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交通量の常時観測体制に向けて国土交通省仕様AI交通量観測システムの構築を受託

作成者: toriumi|Dec 22, 2021 5:29:28 AM
映像解析AIプラットフォーム「SCORER(スコアラー)」を運営する株式会社フューチャースタンダード(本社:東京都文京区、代表取締役:鳥海哲史 以下、フューチャースタンダード)は、沖縄総合事務局開発建設部「令和3年度画像認識型交通量観測装置サーバ改修」の業務を受託したことをお知らせします。
本業務は、沖縄県内の国道に設置されたCCTVカメラ40台超の映像を当社のAI交通量調査サービス「SCORER Traffic Counter」の画像認識技術を用いて解析し、交通量を常時観測するシステムの構築を行うものです。

 

■背景「道路交通量の調査員廃止」
本年度(9月〜11月)の道路交通量調査から、国土交通省が直轄管理する国道の約7600区間すべてにおいて機械観測が全面的に導入され、調査員ら人手による観測は廃止されることになっています。監視カメラの映像をAIを用いて解析するなどの手法に切り替えることで、コスト削減や精度の統一化を図り、データを効率的に収集します。5年後に予定されている次回の調査では、自治体の管轄である都道府県道においても、人手による観測が廃止される見込みです。

※画面は開発中のものであり、実際の製品とは異なる場合があります。

■ 構築するシステムの構成
本業務で構築する画像認識型交通量観測装置では、道路管理用に設置された40台超のCCTVカメラ映像を解析し、交通量の常時観測を行います。交通量は、上下線・車種(小型車・大型貨物・大型バス)別に通過車両をカウントする他、自動二輪、自転車、歩行者も認識してカウントし、結果を上位収集サーバへ送信します。
既に提供している映像解析AIクラウドサービス「SCORER Traffic Counter」の技術を活用し、国土交通省「画像認識型交通量観測装置」の機器仕様書に則って開発しており、国土交通省仕様のマルチキャストストリームの受信にも対応しています。

■「SCORER Traffic Counter」について
映像解析AIクラウドサービス「SCORER Cloud」へアップロードした交差点や街中の映像をWEB画面で操作するだけで、交通量や通行量を簡単に計測可能なサービスです。さらに、クラウド録画カメラ「Safie(セーフィー)」とAPI連携が可能で、設置しカメラで撮影した映像を「SCORER Traffic Counter」で解析することで、簡単に設置できる上、高い精度の観測が可能になります。
また、交通量調査だけでなく、小売店の商圏分析や施設などの動向分析、広告効果測定など様々な用途でコンサルティング企業や調査企業など幅広く利用されています。
詳細はこちら:https://www.scorer.jp/products/scorer-traffic-counter

■ フューチャースタンダードについて
フューチャースタンダードは「世界中の技術を世界中の人々が使えるようにする」というビジョンのもと、映像解析AI分野に特化したプラットフォームである「SCORER(スコアラー)」を開発・運営している会社です。「SCORER」は、カメラや映像に関する最新技術をブロックのように組み合わせることで、映像解析AIを活用したシステム開発を「安く・早く・簡単に」します。

代表取締役社長:鳥海 哲史
所在地:〒113‐0033 東京都文京区本郷3-15-2 本郷二村ビル5階
設立:2014年3月
事業内容:映像解析AIプラットフォーム「SCORER(スコアラー)」の開発と運営
SCORERを利用したシステム開発
URL:https://futurestandard.co.jp/